ちょっと便利なツールを公開中

各スライドのタイトルを使用して目次を生成する機能です。
Power Addin VBA版に収録されています。
以下のリンク先からアドインをダウンロードしてお使いください。

2024.02.21

2024.02.25

Power Point用アドインVBA版

Power Pointで使えるアドインです。今開いているプレゼンテーションの目次を作成したりする機能があります。...

機能

ボタンを押すと、今開いているプレゼンテーションの2スライド目に目次スライドが挿入されます。
目次は2スライド目以降のスライドタイトルを1項目として作成します。
レイアウトは元の2スライド目のものを流用します。

ソースコード

Sub TOC_From_Title()<br />　Dim ppt As Presentation
　Dim agLO As CustomLayout
　Dim agSL As Slide, hinagataSL As Slide
　Dim Shp As Shape
　Dim arrTitle() As String
　Dim i As Long, titleCont As Long, txtFlameCont As Long

　Set ppt = ActivePresentation

　For i = 0 To ppt.Slides.Count - 1
　　If i > 0 Then
　　　If ppt.Slides(i + 1).CustomLayout.Shapes.HasTitle = msoTrue And ppt.Slides(i + 1).CustomLayout.Shapes.Placeholders.Count > 1 Then
　　　　Set hinagataSL = ppt.Slides(i + 1)
　　　Exit For
　　　End If
　　End If
　Next

　For i = 0 To ppt.Slides.Count - 1
　　If i > 0 Then
　　　If ppt.Slides(i + 1).Shapes.HasTitle = msoTrue Then
　　　　If Not Not arrTitle Then
　　　　　ReDim Preserve arrTitle(UBound(arrTitle) + 1)
　　　　Else
　　　　ReDim arrTitle(0)
　　　　End If
　　　　arrTitle(UBound(arrTitle)) = ppt.Slides(i + 1).Shapes.Title.TextFrame.TextRange.Text
　　　End If
　　End If
　Next

　If hinagataSL Is Nothing Then
　　Set agSL = ppt.Slides.Add(2, ppLayoutText)
　Else
　　Set agLO = hinagataSL.CustomLayout
　　Set agSL = ppt.Slides.AddSlide(2, agLO)
　End If

　If agSL.Shapes.HasTitle = msoFalse Then
　　agSL.Shapes.AddTitle
　End If
　agSL.Shapes.Title.TextFrame.TextRange.Text = "Table of contents"

　If Not Not arrTitle Then
　　For i = 0 To agSL.Shapes.Count - 1
　　　If agSL.Shapes(i + 1).TextFrame.TextRange.Text <> "Table of contents" Then
　　　　agSL.Shapes(i + 1).TextFrame.TextRange.Text = Join(arrTitle, vbCrLf)
　　　　Exit For
　　　End If
　　Next
　End If
End Sub

コード解説

コメントを書かない悪癖があるので、完成したコードをChatGPTに投げて解説させました。

1. 変数の宣言:

   • ppt: PowerPointプレゼンテーションを表すオブジェクト。
   • agLO: カスタムレイアウトを表すオブジェクト。
   • agSL: 新しいスライドを表すオブジェクト。
   • hinagataSL: 目次用のスライドのテンプレート。
   • Shp: Shapeオブジェクト。
   • arrTitle(): タイトルを格納するための文字列配列。
   • i: ループ用のカウンター。
   • titleCont: タイトルの数。
   • txtFlameCont: テキストフレームの数。

2. プレゼンテーションオブジェクトの取得:

   • ActivePresentationを使用して、アクティブなプレゼンテーションオブジェクトを取得。

3. 目次用のテンプレートスライドの検索:

   • プレゼンテーション内の各スライドをループし、目次用のテンプレートスライド（hinagataSL）を見つける。

4. タイトルの収集:

   • プレゼンテーション内の各スライドのタイトルを収集し、arrTitle 配列に格納。

5. 目次用スライドの作成:

   • hinagataSLが見つからない場合は、新しいテキストレイアウトのスライドを作成。そうでない場合は、hinagataSLのカスタムレイアウトを使用して新しいスライドを作成。

6. 目次用スライドにタイトルを追加:

   • 目次用スライドにタイトルがない場合、タイトルを追加し、”Table of contents”というテキストを設定。

7. 目次用スライドにタイトル一覧を追加:

   • arrTitleが空でない場合、目次用スライドにタイトル一覧を追加。